もにちゃんのお話

ダイエットや運動、食事に関して徒然なるままに更新していきます(^^)

初めての入院生活〜緊急病棟から一般病棟へ移動までの日記〜

こんにちは!
最近はコロナウイルスで毎日病気に関するニュースをよく聞います。
毎日たくさんの方の感染が取り上げられて、病床が足りなくなるかも!とか医療崩壊するかも!という話を聞きますね。
たくさんの飲食店や企業も休業や自宅での仕事へシフトチェンジとなっています。
そんな中、私はコロナウイルスではなく、怪我で先日まで入院していました。

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どのような怪我かというと

頭蓋骨骨折

です( ・ω・) 

頭骨折するなんていったい何したの?と思われるかもしれませんね。
私はこのブログでも紹介しているエアリアルティシューというパフォーマンスをしているのですが、簡単にいうと”落ちた”のですね。
布からポロッと。

エアリアルティシューって何と思われた方はこちらをご覧ください)

パフォーマンス中に止まるはずだった布が解けてしまい、地面とご挨拶をしました。

 

事故発生時


その瞬間の記憶は今でも残っているのですが、意識としては強い衝撃が頭にあり、”あれ?立てない。でもショー続けなくちゃ!”という感じでした。
数秒後、大量の鼻血が流れ、顔を上げることもできなくなりました。
周りの人たちが応急処置や救急隊員を呼んでくれました。
どれくらいの時間が経ったのか・・・
救急隊員の方が来られて、私を診察し始めました。

”意識はありますか?”   ”あります”

”話せますか?”   ”はい”

”両手両足は感覚がありますか?”   ”はい”

”どこが痛いですか?”   ”首と背中が痛いです”(この時頭の痛みはほとんどなくて、鼻血で息がしにくいことと背中首肩が痛いという意識しかありませんでした)

ある程度問診と検診が終わり、救急車へとなりました。
私は起き上がれませんでしたので、自力でストレッチャーへ移動ができず。
何やら両脇から組み合わせるタイプのベッドのようなもの(名前がわからない)に乗せられて、たくさんの毛布や布団をかけられて、救急車まで運ばれました。
救急車へ乗った後もずっと同じ質問の繰り返し。(意識ありますか?手足麻痺ありませんか?というやつです)
当時は痛いから同じこと聞かないでよ!って思っていたのですが、あと後聞いたら頭を打っているのでこの確認は必須だったそうです。救急隊員さんも大変です。

救急車に乗ってからどれくらいの時間が経ったかわかりませんが、5件目くらいの病院で救急受け入れをしてくれるということで向かいました。

 

病院へ・・・

ついに救急搬送されて病院へ・・・
救急病棟に運び込まれたわけですが、見た感じ本当にドラマみたいな診察室?でした。
そこでも意識確認があり、CTを撮影するために移動しました。
CT撮影というのは初めてだったのですが、あんなに短い時間で頭の撮影ができるなんてすごいですね。
CTを撮り終えて再び治療室へ。そこでも何度も意識確認が行われ、程なくして家族も到着。
私の顔を見にきてくれてんですが・・・・第一声が・・・・
うわ!ぶはは!!(ちょっと笑ってる)
でした。
顔が腫れすぎてて面白かったようです。
後日聞いたら、ボクシング選手の試合後に腫れた感じだったとのことです。
思いっきりおでこからぶつかっているのでそりゃそうでしょうよ・・・
あとは思ったより見た目が軽症だったことにより安心したようです。
ちなみにこんな感じでした(写真は2日目の写真モザイクあり)

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おでこは地面にぶつかったところがかさぶたみたいになっていて、カサカサしていました。
目の周りの腫れはこの日はまだマシな方。。。だったんです。(順番に載せていきますけど。。。)
そして、CTの結果と今後について、担当医から家族へ説明があり、次の日に脳外科の先生に再度診察していただいて治療方針を決めるとのことで、救急病棟に緊急入院することになります。(全部家族がやってくれたので私はその時自分のCT画像も見ていないし、説明もほとんど聞いていませんでした。)

 

そして病室へ

 緊急病棟へ移動しました。大部屋ということだったので、誰か入院している人がいるのかなぁ?とか思っていたら、なんと私一人!!!
やったー!一人部屋だ(個室ではないが一人ということになぜか喜びを感じる)
救急の先生が今後どうしていくのかと説明しに来てくれ、食事ができない状態だったので点滴で栄養と痛み止めをしてもらい、その日は寝てください、と言われました。
しかし、移動で目が回ったのかすぐに嘔吐。寝るなんてできませんし、何も飲んでいないので喉は渇くし、でも飲めないしどうしたらいいの?となっていました。
そうしているうちに、いつの間にか眠りに・・・zzz
ですが、2時間おきくらいに目が覚めます。理由はおそらく頭を打った時に首をむち打ちのようになっていたためだと思われます(首は骨折はなかったので正確な診断結果はありませんでした)
寝返りも打てないのでずっと仰向けで寝ると後頭部が痛くなり起きる。枕に当たっている後頭部が圧迫されて痛みを感じていました。
しかしナースコールを押して、痛いんですと訴えても、痛み止めを追加されるだけで何もできない状態でした。
痛いのに〜!!!!って思っていたのですが、初日は絶対安静だったので私を動かすこともできなかったのですね。
我慢するしかないこの夜が一番長かった気がします。

 

2日目

朝目が覚め、看護師さんが回診に来てくださいました。
そしてこれから毎日意識確認と記憶確認をされることになります。
お名前は?生年月日は?今日の日付は?今いる病院名は?
毎日担当の看護師さんが変わるたびに聞かれました。
これも頭を打っているため確認されるものでした。
頭を強く打つと記憶障害が起こることがあるそうです。しかもあとあとになって出てくる場合もあるため、このように都度確認されるわけですね。
そのあとは体温、血圧を測り、吐き気や便通があったかの確認をされ、CT撮影をして診察終了。
晴れて自由時間ですヾ(・∀・。)ノ
しかし、私は動くことができません。すなわち・・・・
何にもできない
のです。ベッドの角度を自由に調節することも自力で起き上がることもできません。もちろんケータイを操作して何かするなんてできるはずもないので、何もすることができずに、ただひたすらぼーっとする時間が続きました。
この日は母と妹がパジャマや日用品などを持ってきてくれたので、人と話すことができたのは本当に助かりました。
病室で静かに過ごすしかなかった私だったのですが、事故後すぐの私を笑った家族が来てくれたことで、とてもポジティブな時間を過ごすことができました。
室内の空気がとても乾燥していたので、唇がカサカサになりすぎて痛かったので、母がリップクリームを置いていってくれました。
この日もご飯はまだ食べれず、点滴での1日になりました。

3日目

 この日ついに救急病棟から一般病棟へ転床です。
朝、体温と血圧を測り、移動前に体拭きをしてもらう。。。(動けないので自力でできない。申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいでした)
この時の看護師さんの素早さといったら本当にすごいです。
そしてこの日は少し起き上がれるようになったので、何かご飯を食べてみますか?との勧めで、ゼリーをいただきました。久々に食物を食べるってなんて幸せなんだろうってしみじみ思いました。
そして、車椅子に乗り、一般病棟へ・・・
4人部屋で一番入り口に近い部屋でした。
勝手に同じような症状の患者さんと相部屋だと思っていたのですが、他の方は全く違う症状で入院されていました。
皆さんとても優しい方で、お水をいただいたりお菓子をいただいたり初日からとてもよくしていただきました。
ゼリーは食べることができたので、母にゼリーをたくさん買ってきてもらって、食べれるときに少しずつ食べました。点滴をしていてもお腹は減るのです(おそらく朝セリーを食べたので胃が動いてご飯を要求するようになったのでしょう・・・)
この日からやわらか食というおかゆメインの病院食をスタートしました。

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しかし、頭蓋骨を骨折してるので咀嚼すると響いて痛い、あと2日間何も食べていなかったので、味が濃いものが辛い・・・・
なのでするっと飲み込めるもの、果肉の入っていないゼリーかみかんやモモなどの柔らかい果肉が入っているものを好んで食べていました。
そして少しずつ起き上がれるようになったので今度は、、、、、
暇との戦い
が始まりました。

そのお話は次回。。。。。